桃子は散歩とわかるととても興奮する。
ドタバタしてピョンピョンして「早く!早く!早くしろよ~~~~!」と付いてまわる。
『興奮はどこから始まっているのか?』という事をsolaさんのセッションを受けてから観察し始め
玄関を出る前の段階ですでにいくつもの興奮ポイントがある事に気が付いた。
【1】私だけが玄関に出てプロングとストッパーを手にした時
(…というより玄関に向かった段階で「あ!散歩でしょ!でしょ!でしょ!」って既に期待満々)
【2】プロングなどを付ける時
【3】私が上着や散歩ポーチを手にした時
【4】玄関にいよいよ向かう時
最初は落ち着くまで「忍耐」という文字を全身に吊るしてじぃ~~~としてたけど
時間が勿体ない!!となり
【1】を単純に早める作戦に変更ー!!
パジャマの段階で玄関から散歩アイテムを取り出しソファーにポンとただ置いておく。
「臭いを嗅ぐぐらいはいいけどそれ以上は駄目だからね~~」というルール。
【2】の装着は大体お化粧の合間
プロングを手にしただけでお尻フリフリ、ソファでジタバタ・・・
そうなったら付けないで「NO」と伝えてお化粧続行
【3】で上着を着てもわざとトイレ行ったり部屋の掃除してみたり煙草吸ってみたり
・・・と、自分の事をするついでに桃子の散歩準備をダラダラしてみる事に。
この「自分の事をするついで」が凄くいい。
私が全然焦らない。
「桃子早く落ち着け~~~」とすら思わない。
興奮したら「NO」を伝え「アイシャドウの続きしよ~」とか「珈琲飲んじゃおうかな」とか
しめしめ気分になれる。
で、この1ヵ月程は【2】の装着が終わった時点で私の部屋から出してリビングで「待て」を追加。
単純に私のそばや後を期待大のテンションでウロウロされると邪魔だから・・・とやってみた後に
「あ~~、これ『させる事』だな」・・・と。
つまり
「やったー!散歩っ!早く早く!」と飛び跳ねて喜びたい桃子が本来の状態。
だけどその状態の間逆の「まて・動くな」をさせる。
桃子の精神状態と間逆の事をさせるから桃子は桃子自身で興奮を鎮めないといけない。
・・・ん?
「させる事」って「犬がしたくない事をさせる」から
「散歩(ご褒美)」の為に「動かず待つ」・・・とはちょっと違うのかな。
う~~~~む
まぁ、難しく考えないで私が楽だからいいって事で。
・・・で、この「待て」は5分の時もあれば15分かかる時もあって長くなってくると
こんな顔で目が座り放心状態になる桃子(笑)
あの~~桃子さんや、桃子さん・・・もうちょっとさ・・・
庭眺めながらあくびでもして待てばいいのに・・・と思うんだけどなぁ~~~
でも最初は我慢できなくてウロチョロしたり鼻鳴きして要求したりしてたんだもんね。
そういう事が駄目だと分りさえすれば
ポケ~と待つも良し
寝て待つも良し
じと~~~と恨めしそうに待つも良し
桃子よ、苦しゅうない。
これからも好きな様に待ち続けたまえ。