日々

2016/03/09  天然の贈り物

※生き物を殺すという内容について書いているので
不快に感じる方・想像するだけでも無理!って方は読まないでくださーーーーい。

 

 

 

 

 

私には島根で自給自足しているやばいヒッピーの弟が居る。

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※いつもは普通の服です。

 

完全 無農薬でお米・野菜をつくり

ガスなし水道なし五右衛門風呂の薪生活。

そして猟もする。

彼がする猟は罠猟。

銃は使わない主義。

なんでか聞いたら「獣とのやりとりが希薄だから」

罠を仕込むには獣の習性・嗅覚(人間の臭いを消したり)を把握して獣との知恵比べをしなきゃいけない。

そして最後に仕留める時は命を頂く為に合掌する。

「お前の命は大切に貰うから」と自分が奪う生命に合掌する。

命を奪う瞬間は涙がこぼれるという。

だから何を食べるにも彼は「頂きます」が長い。

獣の命・野菜・それを作ってくれた人への感謝・料理をしてくれた人への感謝・それを食する事ができる事への感謝。

「 い た だ き ま す 」

丁寧に手を合わせ、まるで黙祷に近い沈黙の時間が食事の前には必ずある。

 

さばいた時のブログ記事(写真なし文字のみ)http://mamushiyashiki.blog.fc2.com/blog-entry-120.html

 

こういう弟の話をきくと

毎日食卓に出す肉はすべて誰かが育て誰かが命を奪っているのだと思い出す。

私は果たしてその光景を直視できるだろうか?と考えさせられる。

いつか…いつかその場に立ち合いたいなと肉を食べる私は思う。

いつか桃子を連れて島根に行きたい。

 

 

 

あ・・・話がそれた・・・

 

で・・・そんな弟からある日荷物が届いた。

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弟の家畜である鶏の卵と

その鶏を何羽も獲って食べていた狸の燻製と頭蓋骨(←彼へのプレゼント)

「イノシシ用の罠柵に丸々太った狸がかかってて普通の狸なら出れるんだけどね~こいつが確実に犯人」というエピソード付き。

 

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鶏の事、狸の事、そんなエピソードを話しながら卵かけご飯と燻製を頂く夕飯。

 

そして桃子へ

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ほう葉に包まれた狸の骨。

骨など食べた事がなかった桃子。

 

 

 

食べ物と分からずおもちゃだと思ってますねー。

でもなんか…あれ?良いにおいするぞ?と気が付きましたw

 

味をしめた桃子。

食べた後は

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袋にすらガン見(笑)

 

ちなみに桃子は食べ物にそこまで執着がない。

「隠す」って事もせずその場で食べていたのですがこの骨は流石に持ってきましたね~

 

 

で、実験。

市販の豚耳スティック(無添加無香料)と狸の骨・・・どちらを選ぶか選ばせてみました。

しかも豚耳は量を多くしてみた・・・けど

見向きもしないw

私からすると肉の匂いがするであろう豚耳に食いつくかなと思ったんですが

やはり完全天然物は違うんでしょうか。

 

心配していた丸のみもなく上手に食べて一安心。

 

そんな報告をしたら「桃子かわええな~~~」と弟が喜びまして

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今度は猪骨を送ってくれました。

私達には猪肉の燻製レア(にんにく味)

桃子には一度茹でたあら骨2k。

勿体ないのでもう一度茹でて猪汁をその夜は頂きました。

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既に気が付いている桃子。

 

保存が効くようにネットで乾燥の方法を鬼検索。

「低温のオーブンでじっくり焼くとジャーキーもどきができる」ってのを見つけましたが

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う~~~~ん

100度で焼いたけど脂(旨み)が出てしまって勿体ない感じ。

 

やはり昔ながらの方法が一番だと言う事で

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几帳面な彼が担当。

 

 

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臭いが凄いんでしょうね~~~。

1月の寒い時期だったので小屋下で5日間風と陽に当てました。

 

・・・で5日後

 

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良い感じ!!

 

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ジップロックに入れて冷凍庫へ。

 

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里に下りてきて畑を荒らす猪。

簡単に肉が手に入るこの時代、わざわざしんどい思いして捌き猪を食べる人はほとんど居ないらしいけど

こうして大切に食べれるって嬉しいし有難いなーーと。

そして何より安心旨い!がプライスレス・・・と桃子が申しております。

 

桃子よ、有難く美味しく命を頂きたまえ。

そして丈夫な体を作る糧にしておくれ。