諦めかけた時(2015/07)

「桃子の散歩が苦痛」になってきたのはいつからだろう。

 

6ヵ月から桃子を迎え、犬と一緒に散歩をする事が新鮮で

引っ張りは最初からあったけれど「どうにか出来るだろう」と思っていた。

 

でも8ヵ月・10ヵ月を迎える毎に引っ張りだけでじゃなく車やバイクへの突進が出始め

シーザーに習って(←あるあるですね)ロープ状のチョークを買ってみたり

ネットに流れている力を使ったリーダーウォークをしてみたりしながら

6ヶ月まで外に出た時がなかったのだから仕方がない・・・とか

いつか車も見慣れるだろう・・・とか

そういう悠長さもあったな。

 

ちなみにこれ↓がその状態

これは首輪をした状態だけど、首の締まるチョークであっても変わらない程の引っ張り。

リードがなければ死んでるし

毎回毎回、30分の散歩の中で嘔吐を繰り返し

首が締まるから目は血走り顔は充血し息切れ。

道に吐いた吐しゃ物を2~3回も拭いながら歩く。

 

いつか慣れる・・・いつか慣れる

 

そんな散歩だったので週2回夜中だけ。

自由に出入りできる庭もあるし、散歩は必要ないんじゃないかって話までする始末。

でも犬がどんなに散歩が好きかを子供の時に飼った犬で知っているから、なんとなく私は諦めきれずにいて

そんな時に近所の獣医さんの受付にあったトレーナーのチラシを発見

「警察犬の訓練所の人だって~~~4回コース受けてみようよ」

 

そうして受けたトレーニング

「オヤツ・おもちゃ(手拭い)の欲付け」

場所を室内→家の前→道路・・・にして

「飼い主に注目すると良い事がある」「車よりも手拭いの方が楽しい」という刷り込み方法

家での過ごし方や桃子の状態を聞いたら「問題なし、人間が好きですごくいい子です」と。

 

この↑欲付けをひたすら2ヵ月間続ける事に。

 

 

散歩はどうすればいいかと聞いたら

「無理していく事はない」
「グラウンドで遊ぶだけだったら道路は抱っこで(片道約15分)」

 

 

トレーナーさんの人柄はとても良く親切で

「耳の聞こえない子はトレーニングした事がないので手探りです」と率直な感想を言ってくれたりしました。

・・・が

う~~~ん、こりゃ果てしないぞ

 

201507

毎日毎日毎日、オヤツを追いかける欲付けの日々

4月…5月…6月…進歩や変化がなかなかないので
本来毎週受けるコースを2週間に1回・・・3週間に1回となり
このままいくと道路に出られるのは1年後2年後なんじゃないかと思えてきた。

 

なにかが違う。

シーザーミランを知っていたので尚更この「欲付け」に違和感を感じる日々。

散歩に行けば相変わらず嘔吐

それを見た人には「こっちまで苦しくなってくる、可哀想」と言われたりして

 

散歩を完全に諦める

 

という選択肢が目の前にぶらんぶらん・・・

 

でも桃子と出かけるのは楽しかった。

完全インドアの私達を桃子が色々な所に連れて行ってくれた

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月や星を見ながら夫婦で夜の散歩

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海や川に行ってみたり

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なんでもない場所が桃子と行くと素敵な場所に思える。

 

でも、そこに行くまでの興奮が酷い・・・

普段散歩をしないせいで外に出た瞬間興奮が爆発し

見る物動く物にパニック状態。

この興奮が桃子にとってもストレスになって居るとはっきり分かる。

 

 

散歩(外出)を諦めてしまった方が桃子も私達も楽なんじゃないか

という考えが目の前にぶら~~~んぶら~~~んと吊るされまくりの日々。

 

 

でも問題は散歩だけじゃなく室内でも進行していて

1歳の頃には「NO」のハンドサインに吠えたりスナッピングしてきたり

こちらが構わないと要求吠え

 

この状態が「いい子?」

違う、そうじゃない。

 

諦めるか諦めないかの葛藤の中で

見つけた動画がこちら↓
http://d911topdog.com/voice-jp/categories-jp/pulling-on-the-leash/

 

 「これだ!!!」

 

諦めモードになり途方に暮れていたから正直

「最後の賭け」

「諦める前にもう一度だけ・・・」

 

で直ぐに問い合わせをしたのが7月の初め

 

これがsolaさんdoggies911 MASUMIさんとの出会いの

はじまりはじまり~~~

 

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