平日は午前中20分夜20分住宅のある道路を歩く。
行けない時は夜のみっていう我が家の散歩。
桃子の事を思うと車等が少なく安心して歩ける公園とか遊歩道があればいいんですが
この近辺は中途半端に自然や空き地があり、都心の様に整備された公園などがない。
Googleマップで探しても良い場所がない。
って事で、休日は公園の変わりに山に行く。
山を守る様にあるお寺やのどかな風景
流石「東京のチベット」w
民家の間にひっそりとある本殿の入口。
4通りぐらい登り方があるらしい。
昨日たまたま見つけ今日も続けて登ってみることに。
色々な風景を見ながら
写真を撮る為に「動くな」
桃子ガイドさ~~~ん、ぶさいくですね~~~~~
千年以上続く山道
この石階段も樹もいつから在るのかと思うと静かに嬉しくなる。
桃子も「ズコーーーーズコーーーー」って空気の匂いを体に吸い込む。
桃子を真似して「ふが~~~ぷは~~~~」と深呼吸
気持ち良い。
基本的に私達はインドアで
「たまには出掛けないの?」と言われますが
人の多い場所に出掛けると
二人とも夜には偏頭痛になってダウンしちゃうんですよね。
私は日がな一日何処にも出掛けず部屋着のまま珈琲と煙草を吸っているのが至極の時。
改装も二人でするけど彼も疲れが溜まった時は日がな一日映画を観る
・・・って言うのが十年以上続く私達のぐ~~たらな休日
でも桃子が来て変わった。
歩きながら季節を吸う様になった。
紅葉のふかふかベッドの心地はどうですかね、桃子さん。
4mのリードを腰に付け
「自由に歩いていいよ」って時と「付いて歩けよ」って時を混ぜながら
トレカラのビープで呼び戻ししたり休憩してみたり
桃子が一足先で「おせーよ」って顔で待っていてくれたり
桃子と歩くと何故か楽しい。
人間と山を登って楽しいなんて思った時ないのに、桃子と登ると楽しい。
不思議だなぁと最近思う。
えっちらえっちら1時間半かけて社務所到着
日の出が見れる密かな御来光スッポト・・・らしい。
我が家はこの神社の氏子らしいけど
一度も行った時がないから今年は桃子と行ってみようかな。
口もとピンクの桃子。
疲れた証拠。
下りは舗装道路を歩く。
滅多に車が来ない道だから耳を澄ましながら
腰にリードを付けてノ―リード感覚で「付け」で歩く。
前に出過ぎた時はビープや足でチョンと合図
・・・臭い嗅ぎに夢中になってやっぱりこっちを見る事は出来ないけど
でもちゃんと私の歩調には合わせて歩ける桃子。
前はロングリードであっちフラフラこっちフラフラの無法地帯だったんだもんねぇ。
桃子や~~~、誰と歩いてるかちょっと上みてご覧よ・・・と
桃子の汚れた背中を見ながら思ったりする。
それはこれからこれから。
でも道路で歩くよりも桃子が頭を使って歩いているのが分かる。
「私と桃子が一緒に歩いている」感じがして、ただ歩いてるだけなのにとても楽しい。
2時間のハイキング散歩を終えると
速攻寝る桃子。
もっと色々な場所を探検して「秘密の場所」を見つけたい。
桃子や、あなたのおかげで何でもない豊かな休日だったよ。