またまた車内記事。
桃子のもともとの車内は
はっきり言って
地獄絵図
だった。
車に乗った瞬間仁王立ちで外監視
目はぎょろぎょろ、腰はガクブル、鼻息・呼吸も荒く
車が動き出すと車の中から車やバイク追っかけてフロントに頭ガンガンぶつけで
余りの興奮にものの5分で仁王立ちのまま失禁ジョジョジョ~~~
桃子は失禁したことにすら気が付いてない。
抱っこして羽交い絞めにすると膝の上で失禁。
おむつしてペットシーツ膝の上に敷いて、でも暴れて脱げて
うぎゃ~~~~ぁぁぁおむつ脱げたぁ~~ひぃぃぃぃぃ
と人間が慌ててる横で
ガラスに頭突きゴンゴンゴン
リード握ってても外の車追っかけて後部座席にぶっこむ。
車ん中で車追っかけてどーすんの!
で、ちょっと静かになったなと思うと今度は
ぅぐ…ぅぐ…ぅぐ…
げろろろろろろろろろ~~~~
手でゲロを受け止めて
今すぐ停めてぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!
で、人間・桃子共にぐったりで自宅に引き返すっていう
地獄絵図・・・だった。
散歩と同じくらい問題が大きかった。
でも散歩と違うのは
「車に乗せなければいっか」という選択が出来る部分だから諦めモードに傾いていて
散歩よりは重要視してなかった。
で、セッションを受けて考えが変わり
外を見て興奮するなら外は見るな!
となり2015年8月辺りから定位置は足元に移動でもう一度車内問題に向き合う事に。
そうすると「外が見れない」というフラストレーションで鼻泣きはするものの
だんだん、だんだん足元に居る事を受け入れ始め
いい顔するようになってきた。
失禁もゲロロロ~もなくなった。
一生懸命外をみるんだけど
桃子が見える景色は
ほぼ「空」のみ!
ぶはははは~まいったか!はよ寝ろ!
と笑う余裕も出てきて
こんな簡単な事になんで気づいてあげられなかったんだろうと後悔もした。
「座席でドライブする」っていう理想にのまれてたんだよな。
そうありたいっていう理想ばかりで「どうすれば落ち着けるのかな?」と考える事をせず
「なんで慣れてくれないんだろう?」とばかり思って桃子を見てなかった。
桃子の事を考えてなかった。
子供の頃に飼っていた柴犬は外飼いでその分教える事も少なかったけど
安定した堂々とした優しい犬だったから「そのうち慣れる」で放っておけば黙ってても色んな事を受け入れてた。
だから「犬はほっとけば慣れる」っていう感覚だけだったんだよな。
あ~~~、改めて書くと改めて反省するなぁ。
11月~8月までの10ヶ月間私達はなんと無知で馬鹿だったんだろうか。
・・・で、9月からクレート導入。
この頃から私の車は「ゲロ&失禁対策で敷いていたペットシートは卒業」
でも彼はまだまだ疑っていてその疑いが晴れた記念日
2015年10月24日
一日中ドライブして、車から降りたらちゃんとオシッコ。
「もうペットシーツなくても大丈夫だね」って彼から言われた1歳半の桃子。
この時は私も嬉しかったな~~~。
・・・で、本当に書きたいのは ここから先 なんですが
なんか1記事でまとめるつもりが書きだしてみるとまだまだ長くなりそうなのでとりあえず投下。
「車内の変化とぼんやり分かってきた事2」に続く~~~